上脛腓関節の役割
上脛腓関節は、脛骨と腓骨の間の安定性を保つと同時に、足関節の可動域に影響を与えます。特に足関節の底屈・背屈時には、脛腓骨の動きが連動するため、上脛腓関節の前後滑りが制限されていると、足関節の可動域が制限される原因になります。
足関節底屈と背屈に対する影響
- 足関節底屈:上脛腓関節が前後滑りできることで、脛骨と腓骨の動きが滑らかになり、足関節底屈時の可動域が改善されやすくなります。
- 足関節背屈:背屈時には腓骨頭が後方にわずかに移動し、上脛腓関節が適切に動くことが求められます。モビライゼーションにより、背屈時の制限が緩和され、足首の柔軟性が高まります。
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